用語解説 : インデント (indent)


 プログラムやHTML文書などにおいて,階層構造をわかりやすくするために,階層の深さに応じてデータを一定量だけ右に寄せることをインデントを付けるといいます。
 インデントを付けるときには,データの左の方に半角スペースまたはタブ コード(16進数09)を入れます。
 次の例は,左側はインデントを付けないリスト,右側はインデントを付けたリストですが,明らかに右側のリストの方が構造が分かりやすくなっています。

<table>
<tr>
<td>国語</td>
<td>算数</td>
<td>理科</td>
<td>社会</td>
</tr>
<tr>
<td>図工</td>
<td>体育</td>
<td>音楽</td>
<td>家庭</td>
</tr>
</table>

<table>
  <tr>
    <td>国語</td>
    <td>算数</td>
    <td>理科</td>
    <td>社会</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>図工</td>
    <td>体育</td>
    <td>音楽</td>
    <td>家庭</td>
  </tr>
</table>

 構造が複雑になるほど,インデントの効果は大きくなります。
 インデントを付けることを,字下げするともいい,字下げされることをインデントされるともいいます。
 indent には,ぎざぎざくぼみというような意味があります。

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