新四ツ屋橋は,近代的なデザインの橋で
PCprestressed concrete:強く引っ張った高張力鋼を入れた高強度コンクリート桁を使用しています。橋があるあたり一体は,光堂川の北と南とでは区画の方向が違っているため,道路の方向も違います。この橋で,北から来る道路と南から来る道路を,むりやりつないだようなかたちになっています。この橋は新設ではなく,たとえば1959年に撮影した国土地理院の航空写真にも写っていて,現在と同じように,川に対してほぼ直角に架けてありました。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートがないので,最初は無名の橋だと思いましたが,目立たないところに
橋歴板橋名,完成年月,事業主体,構造,施工者などを記入したプレートがあったので,橋名がわかりました。橋名は橋のすぐ北方の地名「片原一色町四ツ屋」からとったものと思われます。「新」が付いているので,旧の「四ツ屋橋」とは,橋の位置が異なっているのかもしれません。
新四ツ屋橋付近の地図 Mapion(2016年)より
上流の少し離れたところから見た新四ツ屋橋です。
橋のすぐ下流側から見ています。上流にある
元六橋に似ていて,橋の幅もほとんど同じですが,
欄干のスタイルが異なります。欄干ですが,
錆が少し目立ちます。
南の方から見ています。道路は橋に向かって上り坂になっています。
北の方から見ています。橋の手前には,ゆったりしたスペースの交差点があります。
橋の上から上流を眺めたところです。
元六橋が見えます。
下流です。少し先に
富士見橋が見えます。
橋桁の目立たないところに
橋歴板橋名,完成年月,事業主体,構造,施工者などを記入したプレートが取り付けられています。