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つの地区に建設したと思われる火の見櫓のひとつです。6
つの地区にある火の見櫓は,「大型である,消防団の建物に隣接している,頂上付近に稲沢消防本部の方を向いた通信用のアンテナを備えている,低い位置に金網を張った棚がある,接地埋設標示板がある」などの共通点が見られます。この火の見櫓も高さは約
18
m
と高く,なかなかりっぱなものです。ただ電線を入れてあるパイプが赤茶色に塗られていて,ちょっと目障りな感じがしました。脚の下の方にある棚や接地埋設標示板は,この火の見櫓で初めて見ました。火の見櫓から
150
m
ほど南には領内小学校があります。訪れたのは
2008年8月14日と
11月12日です。
地図
(its-moNavi)
に,この火の見櫓を示す記号が載っています。
![]() its-moNavi (約 1/2000) |
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狭い道を西に向かって進んでいたら,屋根の上に本格的な火の見櫓が見えました。 |
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東の方から見た火の見櫓です。火の見櫓は「稲沢市消防団第 8 分団」と書いてある建物の隣に建っていました。 |
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背が高くて,なかなかりっぱな火の見櫓です。
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北西の方から見た火の見櫓です。 |
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火の見櫓の頂上付近です。電動サイレンや,よく見るとアンテナもあります。しっかりとした避雷針が設置されていました。
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鐘は火の見櫓の中ほどにあります。消火用ホースを吊るすためと思われるフックがたくさん設けてあります。避雷針用も含めて,電線類が赤茶色のパイプの中に通してありました。
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火の見櫓の足元付近で,脚のスパンは 2.08 m ほどあります。一階の屋根ほどの高さのところに,金網を張った棚が設置されています。北東の脚に何かが取り付けてあったので,近づいて写したのが下の写真です。 |
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脚に取り付けてあったのは「第 1 種接地埋設標示板」というもので,避雷針の接地 (アース) 特性などが書いてありました。実際には写真の右側が上になっています。 |