羽島市消防団桑原分団の火の見櫓

近所探訪/こひつじの家


羽島市消防団桑原分団の火の見櫓を紹介します。


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 岐阜県羽島市桑原町八神《くわばらちょうやがみ》にある桑原分団の火の見櫓は,2001年9月30日をもって廃止された名鉄竹鼻線の,旧八神駅のホームに隣接して建っている,4本脚の本格的なタイプです。
 この火の見櫓は,地図に高塔の記号がある下中町石田の火の見櫓へ向かう途中,旧八神駅の様子を見るためのルートをとったときに見つけました。訪れたのは2008年10月8日です。地図に旧竹鼻線を青線で記入しておきましたが,単線の線路は南南西に下ってきて,八神駅付近で西に大きく向きを変えていました。そのためホームはカーブしていました。なおホームの跡は最初から地図に載っていました。

地図(its-moNavi)に,この火の見櫓を示す記号は載っていません。
作成:2008-10-10

地図(羽島市消防団桑原分団の火の見櫓)

its-moNavi (約1/2000)

八神駅の跡と火の見櫓
 八神駅の跡が見えたと思ったら,なんと火の見櫓がありました。竹鼻線が存在していた当時,電車でここを通ったことがありますが,火の見櫓については記憶にありません。

消防車庫と火の見櫓
 廃駅の横には「桑原分団消防車庫」と書いてある小屋がありました。象のイラストがかわいらしい。

火の見櫓が建っている場所
 交差点から東に進んだところから見た,火の見櫓のあるあたりです。火の見櫓は,駅のホーム跡のすぐ北側にある,盛土したところに建っています。br>

西の方から見た火の見櫓
 上の写真とほぼ同じ位置から見た火の見櫓の全体です。4本脚ですが,背はそれほど高くはありません。

東の方から見た火の見櫓付近
 火の見櫓付近を東の方から見ました。電車が走っていたころは,フェンスがあるところに踏切がありました。

火の見櫓の頂上付近
 火の見櫓の頂上付近です。飾がある屋根の下に鐘が吊るしてあります。消火用ホースを干すための滑車とロープもあります。

火の見櫓の足元付近
 火の見櫓の土台は2段構造になっています。脚のスパンは1.4mほどです。