「考えてみよう」のヒント

(1) フィラメントの抵抗を R [Ω],電圧を V [V]とすると,発熱量 W [W]は V2/R で表され,発熱量が増せば電灯の明るさも増す。
(2) タングステンの電気抵抗は,銅線と同じように,ほぼ絶対温度に比例する。
(3) たとえば 100 V 40 W の電灯であれば,点灯してから十分に時間が経過したときの発熱量は,フィラメントの種類によらず同じである。
(4) 最終ヒント ………… 100 V 40 W の電灯の常温でのフィラメントの抵抗を測ってみたところ,タングステンはおよそ 20 Ω,炭素はおよそ 600 Ω であった。

記:2004-10-31

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