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最終更新:2009-12-13
ブレーキ装置
鉄道用語

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ブレーキ装置《ぶれーきそうち》
 brake equipment/brake gear
 走行している車両を減速させたり停止させたりするための装置。車輪の回転を減速させることによって車両を減速させる粘着ブレーキと,それ以外の方法による非粘着ブレーキとに分けることができるが,現在使用されているブレーキ装置のほとんどは粘着ブレーキである。
 車輪の回転を減速させる方法によって,機械ブレーキダイナミックブレーキに分けることができる。機械ブレーキには,古くからある踏面ブレーキと,比較的新しいディスクブレーキなどがある。ダイナミックブレーキとしては電気ブレーキエンジンブレーキなどがあるが,車輪が回転していないとブレーキ効果がないので,機械ブレーキも備える必要がある。非粘着ブレーキとしては渦電流レールブレーキ空力ブレーキなどがある。
 ブレーキ装置鉄道にとっての最重要システムの一つである。そのため,[列車分離が発生したときは,すべての車両に自動的にブレーキがかかるようにする]など,いくつかの条件を満たす必要がある。
 参考:基礎ブレーキ装置
鉄道車両用語(JISE4001 1999)71001
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)631
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)253
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)443
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