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最終更新:2010-01-04
橋梁/橋りょう
鉄道用語

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橋梁/橋りょう《きょうりょう》
 bridge
 線路や道路のような交通路を通すために,川/谷/道路/線路などに架けた構造物,すなわち橋。JRではスパン1m以上の橋を橋梁とよび,各橋梁に固有の名前をつけて管理している。橋梁の設置箇所によっては,さらに別の名前でよばれることもあるが,川や谷などのように自然にあるものに架けてある場合は,ただ単に橋梁といわれる。橋梁の記号はBridgeから[B]。
 [梁]という漢字の訓読は[はり]で,[横に渡して荷重を支える材料]という意味があるが,常用漢字ではないために,橋梁[橋りょう]と書かれることも多い。
 列車等が通るために架けた橋は,鉄道橋ともいわれる。
 橋梁の分類のしかたはいろいろあるが,ここでは次のように分類した。

 橋梁の分類
設置箇所による分類
  橋梁架道橋高架橋線路橋(乗越橋)/跨線橋ボックス・カルバート
橋桁の種類による分類
  ガーター橋/トラス橋/アーチ橋/吊橋/斜張橋エクストラドーズド橋
橋桁の材質による分類
  鋼橋コンクリート橋PC橋合成桁橋
軌道の位置による分類
  上路橋中路橋下路橋

 参考:橋脚橋台橋長橋梁標橋側歩道橋上ガードレールスパン
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)487
施設現場の用語集 上級編(湯浅泰行編 交友社 1983-06)131
鉄道用語の不思議(梅原淳著 朝日新聞社 2007-12)211
鉄道常識辞典(河合時平監修 交友社 1966-04)150
広辞苑第3版(岩波 1983)
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