踏面ブレーキ《とうめんぶれーき》
　tread brake
　車輪の踏面を制輪子で押し付けたときの摩擦力で作用するブレーキ。鉄道が登場したころから現在までも使われている。高速走行時にブレーキをかけると多量の摩擦熱が発生することと，踏面の摩耗を伴うので車輪のためにはよくない。しかし踏面を清掃するという効果もあるので，ディスクブレーキを備えた新しい車両にも装備されることがある。
　参考：基礎ブレーキ，ブレーキ装置

鉄道車両用語（JISE4001 1999）27002
鉄道技術用語辞典（鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12）520
鉄道用語事典（久保田博著 グランプリ出版 1996-04）217