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フレーム関係のタグ | ホームページ作成の部屋−タグの使用法と使用例 |
フレームはブラウザの表示領域を分割し,分割したそれぞれの領域(フレーム)に異なったページを表示させる機能です。たとえば次のような利用法があります。
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1. フレームを定義する | |
<frameset>⇔</frameset> | このページのトップへ |
フレーム機能を使う場合には,最初にフレームセット専用のHTML文書を用意し,framesetタグを用いて,フレームを定義します。フレームセット専用のHTML文書にはブラウザに表示させる内容は書きませんので,bodyタグを置きません。 | |
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フレームを上下に分割する <frameset rows="☆,★"> |
☆と★はピクセル数または割合(%を付ける)で,分割したフレームそれぞれの高さを指定します。 |
rows="☆,*" rows="*,☆" |
一方だけ☆で指定し,残りに * を入れることができます。この場合 * を入れたフレームの高さは自動的に決まります。 |
フレームを左右に分割する <frameset cols="☆,★"> |
☆と★はピクセル数または割合(%を付ける)で,分割したフレームそれぞれの幅を指定します。 |
rows="☆,*" rows="*,☆" |
一方だけ☆で指定し,残りに * を入れることができます。この場合 * を入れたフレームの幅は自動的に決まります。 |
フレーム境界線の太さを指定する <frameset border="☆"> IE3は非対応 |
☆にピクセル数を入れて指定します。(デフォルトは 3〜5 ) 太さ 0 を指定すると境界線が表示されなくなります。 注意 <frameset border>はHTML 4.01の規格から除外されました。当分は使用できると思いますが,将来はブラウザが対応しなくなる可能性があります。 境界線を表示しないときは<frame frameborder="0">を使用することが推奨されています。 |
フレーム境界線の色を指定する <frameset bordercolor="☆"> IE3は非対応 |
☆で色を指定します。 太さも色を指定しない場合灰色っぽい線になります。 太さが5未満の場合,IEでは白線になり,色の指定は無効になります。 注意 <frameset bordercolor>はHTML 4.01の規格から除外されました。当分は使用できると思いますが,将来はブラウザが対応しなくなる可能性があります。 |
<frameset>タグの使用例 | |
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解説 使用例(4)のように,<frameset>の中に,また<frameset>を置くことができます。こうすることによってフレームを細かく分けることが可能です。 境界線をマウスでドラッグすることによって,境界線を移動させることができますので,トライしてみてください。 |
2. 各フレームの内容を指定する | |
<frame> | このページのトップへ |
<frameset>タグで定義したフレームに表示するHTMLファイルを指定したり,フレームの性格を指定したりするためのタグです。 終了タグはありません。 |
フレームに表示するファイルを指定します。 <frame src="☆">(必須) |
☆にファイルのURLを入れます。 |
フレームに名前を付けます。 <frame name="☆"> |
☆に適当な名前(半角英数字)を入れます。 リンク先のページを目的のフレームに表示させるときには,この名前を使います。 |
フレームの左右に余白を設ける。 <frame marginwidth="☆"> |
☆にはピクセル数を入れます。 |
フレームの上下に余白を設ける。 <frame marginheight="☆"> |
☆にはピクセル数を入れます。 |
フレームにスクロールバーを設けるかどうか指定する。 <frame scrolling="☆"> | ||||||
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表示されたフレームのサイズ変更を禁止する。 <frame noresize> | |
値はありません。 noresize属性を使わないかぎり,境界線をマウスでドラッグすることによって境界線を移動させ,各フレームのサイズを変更することができます。 | |
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フレーム境界線の有無を指定する <frame frameborder="☆"> | ||||
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フレーム境界線の色を指定する <frame bordercolor="☆"> IE3は非対応 |
☆で色を指定します。 太さも色を指定しない場合灰色っぽい線になります。 太さが5未満の場合,IEでは白線になり,色の指定は無効になります。 注意 <frame bordercolor>はHTML 4.01の規格から除外されました。当分は使用できると思いますが,将来はブラウザが対応しなくなる可能性があります。 |
<frame>タグの使用例 | |
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解説 左側のフレームの色名リンクアンカーをクリックすることによって,色名に相当する背景色のページを右側のフレームに表示します。 メニューのページで,リンクを設定する <a> タグに target="right" 属性を付けて,右側のフレームに表示させているところが大切です。赤色(誤り)のリンクのように target="right" を付けないと,メニューのある左側のフレームに色のページが表示され,メニューが消えてしまいます。 | |
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解説 | |
(1) | <frame marginwidth> や <frame marginheight> を付けてフレームとテキストなどのデータとの間に余白を設けて,テキストなどがフレームに接近しすぎないようにしました。 |
(2) |
フレームを使用するときは,リンク <a href="☆" target=★"> のtarget属性を適切に付けることが大切です。リンク先のページを表示させるフレームについて,その名前を★に入れます。 ・target="_top"というのは,フレームを解除してからページを表示させるための記述です。ここの例では左側のフレームの「戻る」で,フレームを使用してない親ページに戻ります。「戻る(誤り)」はフレームを解除しないまま親ページを左側のフレームに表示させますので混乱します。 ・右側のフレームの「戻る」は,いったんフレームを解除してから,再びフレームを使用したページの最初の状態に戻ります。赤い色のページの中にある「戻る(誤り)」 ではフレームの解除をしていませんので,右側のフレームの中にさらにフレームができ,混乱します。 |
(3) |
各ページの先頭の方にある <style type="text/css"> a:hover {color:#ffffff; background-color:#ff6633} </style> は,マウスカーソルがリンクアンカーの上に乗ったときに,リンクアンカーの色を変えるためのスタイルシートです。これはフレームとは全く関係がありませんが,このようにすることによって,変化のあるページを作ることができますので,参考のために載せました。 |
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