最終更新:2016-04-20
スタート:2016-03-04
光堂川・新堀川
近隣探訪「稲沢の橋」
 光堂川は,一宮市内で大江川から分岐した「光堂井筋」とよばれる潅漑用水から始まっています。他の用水と合流しながら川幅を広げていきますが,高木橋のすぐ下流で,西の方に流れる新堀川が分岐しています。光堂川はそのまま直進して稲沢市内に入り,旧明治村,現在の明治中学校校区を縦断して,日光川に合流します。
 光堂という名前は,現在は「こうどう」とよんでいますが,以前は「ひかりどう」とよばれていたようで,古い橋の橋名板を見ると「ひかりどう」と書いてあります。旧明治村の一部が明治時代に光堂村だったことがありますが,やはり「ひかりどうむら」とよばれていたそうです。「光堂」の名前が存在しているということは,かつて光堂川の流域に,金色に輝く光堂が存在していた可能性があります。
 新堀川は,主に光堂川の放水路としての役割を持っていると思われる水路で,光堂川から分岐した後,比較的短い距離で日光川に合流します。名前の通りに,水は地面を掘り下げた堀を流れていて,高い堤防は造られていません。そのため新堀川を渡る道は,橋のところで特に高くなっているということはありません。
 地図上のにマウスをのせると橋名が表示され,クリックすると,その橋のページが開きます。橋名がない橋については,たとえば「萩原工業団地東の廃橋」や「新堀川1号橋」というような識別名橋を識別するため,個人的に用いた名前で表示します。
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光堂川・新堀川の地図
光堂川・新堀川の地図 Mapion(2016年)より