丁長橋は,センターラインがない2車線幅ほどの道路が通っている橋です。国土地理院の航空写真を見ると,1962年には道路も橋もなく,1965年には道路ができていましたが橋や西島団地はなく,1967年には丁長橋があり,現在高層棟が建っているところに団地ができていました。ということで,この橋は架け替えではなく,新設だったことがわかります。
橋名板は
親柱欄干の両端にある柱にはめ込まれていて,西から見て右側が「丁長橋」で左側が「光堂川」,東から見て右側が「ちょうながはし」で左が「昭和四十一年三月竣工」と,それぞれ縦書で書いてあります。
丁長橋付近の地図 Mapion(2016年)より
上流から見た丁長橋です。橋に沿ってガス管が渡してあります。↓2016-04-05
下流から見た丁長橋です。橋を利用して,水道管が渡してあります。
西の方から見ています。道路は橋に向かって少し高くなっていますが,橋との間に段差が生じて舗装に亀裂が入っています。段差は地盤沈下によるものと思われます。
下流側の
欄干です。
親柱の両端にある柱は,L字形に折れた珍しい形をしています。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは石板に文字を彫ってあります。
東から見ています。高い煙突がある施設は,稲沢市の環境センターです。
橋の上流側です。橋と道路との間に生じた亀裂がよくわかります。2015-04-15
橋の上から上流を眺めたところです。
小橋が見えます。↓2016-04-05
下流です。川が大きくカーブしています。