稲沢市日下部にある火の見櫓は,4本脚で
高さ地面から屋根の上までは20mほどもあって高く,しっかりと作られています。手入もいきとどいているようです。400mほど南には新幹線,400mほど東には東海道線が走っています。
火の見櫓をさがすために市の南東部の方へ自転車で出かけたときに,この火の見櫓を見つけました。
火の見櫓を示す「高塔の記号」が地図上にあります。 its-moNavi (約1/2000)
自転車に乗って市の南西端の方へ向かっていたとき,住宅街を抜けて視界が開けたとき,その先に火の見櫓があるのを見つけました。↓2015-08-11
同じ位置から望遠レンズで見ました。背の高そうな火の見櫓です。
南東の方から見た火の見櫓です。消防ポンプなどが格納されている「日下部消防団」の建物と,貨車を改造した倉庫が並んでいました。
南の方から見た火の見櫓です。「日下部の火の見櫓」は空き地に建てられたというものではなく,消防施設の一環として設置されているように思われます。
北の方から見た火の見櫓です。
屋根の下には鐘があって,4つの脚それぞれにスピーカーが取り付けてあります。屋根は単なる板ではなく,しっかりと作られています。
中段にステップがあって,付近には消火用ホースを干すための装置や,消防作業をするために必要な投光器が設置されていました。
火の見櫓の土台付近です。デザインを考慮して,しっかりとした骨組で作られています。リベットが使われていることから数十年が経過していると思われますが,さびや汚れは見られませんでした。
脚のスパン最下部における脚の外側間の距離は2.23mです。
消防ポンプ格納庫の壁に貼ってあった信号表です。