大矢町地蔵堂矢合町にある火の見櫓は,介護施設「ビオトープめだか」の一角に,比較的最近作られたオブジェです。一般の火の見櫓は防火や消防のために設けていますが,施設の方にお聞きしたところ,この火の見櫓は利用者の心を和
(なご)
ませるために設けたとこのことです。なお「ビオトープめだか」が開所したのは2006年10月です。
この火の見櫓は,
脚のスパン最下部における脚の外側間の距離1.8m,
高さ地面から屋根の上まで9mほどですから,火の見櫓としては低い方ですが,高さの割にスパンが広く,4本脚ということもあってか,それほど小さくは感じられません。
火の見櫓を示す「高塔の記号」は地図上にありません。 its-moNavi (約1/2000)
土吐川の橋を地図上の
Aから撮影した写真をパソコンで見ていたとき,遠くに火の見櫓らしいものが写っていることに気が付きました。↓2015-06-14
写真を拡大して見ると,まちがいなく火の見櫓のようです。地図を参考に調べたところ,介護施設「ビオトープめだか」のすぐそばにあることがわかったので,次の機会に行ってみることにしました。
西寄りの方から見た,介護施設「ビオトープめだか」の正面側です。こちら側からは,火の見櫓は見えません。↓2015-06-25
施設の前を通り越したところで,火の見櫓が見えました。脚の右側に出っ張ったところがありますが,垂れ幕を取り付けるところだそうです。
施設の東側にある駐車場から見た火の見櫓です。
風見鶏に代わる「風見めだか」がユニークです。鐘やサイレンはありません。見張台へ上るための階段もはしごもありません。
南の方を通る県道から眺めた,施設と火の見櫓です。火の見櫓の右にある塔は,
Aの北方150メートルほどのところに建っているモバイル用の電波塔です。この写真ではちょっとわかりにくいですが,2つの塔の間に,高さ173mのエレベーター試験塔が見えています。