

本脚ですが,3
本脚としては背が高く,見張台が
2
段になっています。消火用ホースを干すための設備はありますが,鐘やサイレンはないようです。建てられてから半世紀ほどになります。ここから南へ
300
m
ほど行ったところに,名鉄津島線の七宝駅
(海部郡七宝町)
があります。地図に高塔の記号があったので行ってみたところ,この火の見櫓がありました。訪れたのは
2008年9月17日です。
地図
(its-moNavi)
に,この火の見櫓を示す記号が載っています。
![]() ![]() its-moNavi (約 1/2000) |
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浄慶寺の東側にある曲がりくねった道を南下してきてT字路のところまで来たら火の見櫓が見えました。
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東の方から見た富塚の火の見櫓です。下側にある見張台の手摺からは,消火用ホースを吊るすためのフックがたくさん出ています。
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上の写真とかなり重複しますが,火の見櫓がある付近です。火の見櫓の隣には「美和町富塚班」と書いてある瓦屋根の消防小屋,道路の反対側には祠《ほこら》があります。
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火の見櫓の頂上付近です。鐘もサイレンもないようです。塗装がはげて,ところどころベンガラのような下地が見えています。
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火の見櫓の足元です。地盤沈下のためか,土台の周囲が少し落ち込んでいるようです。
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脚の下の方に銘板のようなものがあって,そこには「昭和三十三年四月建之 寄附方 ?子富塚一同 工事施行者 大治村西條○○○○」と書いてありました。建てられてから半世紀が経過したことになります。
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