「考えてみよう その 2」のヒント 熱の仕事当量を求めるときに使った式(1)を見ると,そこには気温が入っていない。この実験で実際に気温を使用しているのは,測定の(2)の段階で水温を調節するときと,(6)の段階で測定を終了する時を定めるときだけであって,しかもそのときの水温と気温の温度差は「2 〜 3 ℃」というようにおおざっぱなものである。ということは気温については 0.5 〜 1℃くらいの精度でもよいということになる。ただし気温の変化も少なくとも 0.2 ℃くらいまでは読み取っておかないと,グラフ上に表したときにガタガタになってしまう。 記:2005-4-20 |