きよす
清洲駅
東海道線(東海道本線)

名古屋圏の鉄道/こひつじの家

写真で見る駅シリーズ・清洲駅

駅は稲沢市と清須市の境界近く(境界はホーム上り端から70mほど上り方)にあって,駅裏(駅西)は準田園地帯となっている。
ホームの階段は名古屋寄りの終端にあり,駅裏への出口はない。

駅と駅の近く  駅の中へ  ホームへ  線路に沿って  過去の姿

最終更新:2007-11-22


枇杷島 稲沢


枇杷島駅の概要
路線東海道本線[JR東海]
所在地愛知県稲沢市北市場町
開業1934年2月24日[昭和9]
駅舎地平駅
線路地上
出口駅の東側
自由通路なし
改札口まで直行
改札口自動 TOICA対応
改札口からホーム上り階段→跨線橋→下り階段
ホーム島式1本
 長さ:232m(2001年までは278.4m),上屋3両分
 高さ:1100mm
停車列車普通,下りムーンライトながら
のりかえなし
きっぷうりばあり(時間帯によっては閉鎖)
トイレ改札内:改札口から入ってすぐ右手
主なホーム施設ベンチ
発車案内アナウンスあり
1886年4月1日[明治19]に「清洲駅」が開業したが,1906年4月16日[明治39]に上り方へ移転したときに駅名が「枇杷島」と改称されて初代の「清洲駅」は消滅した。
枇杷島駅と稲沢駅のほぼ中央に駅が新設され,1934年2月24日[昭和9]に再び清洲駅として開業した。開業当時の清洲駅は清洲町にあったが,まもなくやや北の現在の位置,当時の大里村(現在は稲沢市)に移された。
2002年[平成14]にホームが改修されて高さが1100mmにかさ上げされたが,長さは45mほど短くなった。
1985年[昭和60]ごろまでは,東海道線の東側に沿って五条川を渡り新川町(現在は清須市)の麒麟麦酒名古屋工場へ行く3kmほどの専用線があった。現在でも線路や五条川の鉄橋などの一部が残っている。
以前は東海道線下り方の東側にあった敦賀セメント(稲沢市日下部町)まで300mほどの専用線が設けられていたが,工場がなくなった後はJR東海の保線車両を保管するために使用されるようになった。
東海道線上り方の東側にある「デンカセメント」まで700mほどの専用線が設けられている。
清洲駅はJR貨物の駅でもある。
駅のすぐ西に「頭痛薬ノーシン」などを作っている株式会社アラクスの工場が見える。工場は稲沢市内にあるが,清洲駅に隣接しているためか「アラクス清洲工場」とよばれている。

清洲駅付近の地図

清洲駅付近の地図(its-mo Navi)


清洲駅と駅の近く
清洲駅 こぎれいでこぢんまりとした清洲駅の駅舎。
 撮影:2005年9月22日(木)
清洲駅 正面から見た清洲駅の入口。屋根のとがったところがガラス張りになっている。
 撮影:2003年11月13日(木)
清洲駅 駅舎北側の駐輪場から見た清洲駅。
 撮影:2005年9月22日(木)
清洲駅 出入口のすぐ前には2つの観光案内板が設置されている。左側は隣接する春日町のもの。
 撮影:2003年11月13日(木)
駅前で道路は直角に曲がっていて,道路に沿って店などが並んでいる。
 撮影:1998年7月6日(月)
清洲駅 上の写真の道路を左の方へ進んだところから駅の方を見た。
 ▽撮影:2001年5月21日(月)
清洲駅 駐輪場の線路に近いところから見たら,手前から3つ目までの線路はさびていた。
ホームや陸橋が改修される前の清洲駅。
清洲駅 線路に沿った細い道から見たら311系4両編成の普通岐阜行が停車していた。ホーム上屋の長さが3両編成分しなないことがわかる。階段に続く1両分の上屋は古くからあり,手前のやや背の高い2両分の上屋は増設されたものと思われる。
清洲駅 さらに北の方から見た清洲駅。手前の方のさびた線路は,敦賀セメントの専用線だったものだが,今は全く使用されていないようだ。
清洲駅 パロマ工業などの工場がある南東の方から見た清洲駅。
 ▽撮影:2003年9月17日(水)
清洲駅 駅裏(西側)から見た清洲駅。
清洲駅 ホームの下り端付近。
駅の中へ
清洲駅 入口のドアと駅の中。
 ▽撮影:2003年11月13日(木)
清洲駅 入って正面に改札口がある。
清洲駅 改札口に右方にキヨスクがあって,さらに待合室へと続く。その右はもう入口である。
「きよす」駅の「キヨスク」という語呂合わせがおもしろい。
清洲駅 待合室の方からきっぷうりばや改札口を見た。
 ▽撮影:2005年9月22日(木)
清洲駅 魚眼レンズで写してみた。
清洲駅 改札口から中へ入った正面の様子。
清洲駅 改札口から入って左手にホームへ向かう階段がある。
 ▽撮影:2003年11月13日(木)
清洲駅 改札口から入って右手にトイレがある。
清洲駅 ホームへ向かう跨線橋。ホームへ降りる階段は突き当たりの右手にある。
 撮影:2005年9月22日(木)
跨線橋の中ほどから下り方面を見た。見えている線路は左から東海道線上り,稲沢線下り,稲沢線上り,中央の電柱から右は清洲駅構内の貨物線。
 撮影:1998年8月17日
ホームへ
清洲駅 ホームから見た階段。
 撮影:2005年9月22日(木)
清洲駅 階段から30mほどのところに木製ベンチが設置されている。
 ▽撮影:2003年11月13日(木)
清洲駅 さらに下り方には風防付のベンチがある。
清洲駅 ホームの中央付近から跨線橋などのある方を見た。
 ▽撮影:2005年9月22日(木)
清洲駅 ホームの下り方を見た。
清洲駅 ホームから駅舎の方を見た。
清洲駅 ホームの階段付近から貨物線などがある方を見た。
 ▽撮影:2001年5月21日(月)
清洲駅 ホームの階段付近から駅裏(駅西)を見た。駅のすぐ西側には線路に沿った狭い道路があり,その後方は田畑やアラクスの工場農園となっている。
ホームにある駅名標と名所案内板。
 撮影:1998年8月17日
清洲駅 名所案内板。
 ▽撮影:2003年11月13日(木)
線路に沿って
駅前から下り方へ300mほど歩いたところに,かつて敦賀セメントの専用線だった線路が道路を横断しているところがある。線路はJR東海の保線用車両が置かれているところに続いていて,フェンスの向こうに車両の姿が見える。
 ▽撮影:1998年7月6日
フェンスの向こうにあった保線用車両。後方に敦賀セメントの施設も見える。
清洲駅 敦賀セメントがあったところが住宅地として整備されていたときに見た保線用の車両。車両のいくつかはさびだらけで,使われていない様子だった。
 撮影:2001年5月21日
清洲駅 清洲駅の上り方400メートルほどのところに,線路の下をくぐる歩行者専用の通路がある。この写真はその東側入口だが,なんと高さが160センチメートルほどしかないので,多くの人は体をかがめないと通れない。
 ▽撮影:2003年9月17日(水)
清洲駅 東側から見た通路。この上を複線の東海道線と稲沢線,さらに貨物専用線が通っているので長さは30mほどもある。
清洲駅 通路の西側。この通路は一般の地図には表示されていないようだ。
清洲駅の過去の姿
跨線橋の窓は吹きっさらしで,天井板には塗装がしてなかった。
 ▽撮影:1998年7月6日
211系5000番台3両編成の下り美濃赤坂行きが手前2番線に,上り浜松行きが1番線に停車している。211系5000番台は2006年10月のダイヤ改正で名古屋地区の東海道線から姿を消した。
改札口正面の発車案内標がまだ設置されていなかった。
清洲駅 ホーム階段付近の様子。階段の向こうにもホームがあるが,通行止めされていたので一般の人は行くことはできなかった。
清洲駅 改修工事がおこなわれる以前の,長かったときのホームの先端から見た下り方。
 撮影:2001年1月25日(木)
清洲駅 階段下にもホームが延びていた。
 撮影:2001年5月21日(月)
清洲駅 改修される前のホーム。ホーム全面が舗装されていたが,舗装はつぎはぎだらけといった感じで,あちこちに段差があった。ホームの高さは960mmだった。
 ▽撮影:2001年8月20日(月)
清洲駅 以前のホームはここまであったが,ホーム改修工事によって削られようとしていた。
 ▽撮影:2002年1月17日(木)
清洲駅 以前のホームの下り端部分。ホームの長さが278.4m,高さが920mmであったことがわかる。
清洲駅 改修工事によってホーム下り端となるところ。終端にコンクリート壁が作られていた。
清洲駅 右の方はホームとして残されるところで,コンクリート壁より向こうにあったホームは削られてしまった。
清洲駅 改修後に終端部分となる付近をホーム上から見た。2つ上の写真を見るとわかるように,工事中のホーム端とコンクリート壁が離れているため,この写真ではコンクリート壁の幅がホームの幅よりも狭いように見える。


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