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最終更新:2009-12-17
一体車輪
鉄道用語

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一体車輪《いったいしゃりん》
 solid wheel
 輪心とタイヤを一体化して製造した鉄道車両用の車輪。古くからの製法は,輪心にタイヤをはめ込んでいたが,技術の進歩によって,一体化して製造できるようになり,信頼性が向上した。圧延工法で作られるので一体圧延車輪といわれることが多い。
 ドイツの高速鉄道ICEは輪心とタイヤの間にゴムを入れてショックを吸収する構造の車輪を使用していたが,危険性が高いとのことで,しだいに一体車輪に交換していた。そんな矢先の1998年6月,ゴムを入れたタイヤの破損による大事故が発生した。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)29
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)13