最終更新:2009-12-03
競合脱線
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競合脱線
競合脱線《きょうごうだっせん》
derailment by multiple causes
車両/
線路/運転などそれぞれには特に問題がないのに,少しの狂いなどの要素がある方向に強め合うように重なりあって起きる脱線。1963年11月9日
(昭和38年)
に東海道本線鶴見−横浜間で脱線した貨車に電車が衝突して起きた鶴見事故をきっかけに,当時の
国鉄は
競合脱線の原因追求のために北海道の狩勝実験線で実際の
貨車を使っての実験をおこなった。
参考:
せり上がり脱線,
跳び上がり脱線
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)158, 471
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)123
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)57