最終更新:2009-12-20
人車鉄道
鉄道用語
トップページ >
鉄道用語の部屋 >
「し・じ」ではじまる鉄道用語 >
人車鉄道
人車鉄道《じんしゃてつどう》
railway moved by man-power
線路上を走る人力車。1895年
(明治28年)
に小田原−熱海間
20
km
あまりのところに開通した
[豆相人車鉄道]《ずそうじんしゃてつどう》など,関東地方を中心に多くの路線が開業した。
1908年
(明治41年)
に豆相人車鉄道は
蒸気機関車を導入して社名を
[熱海鉄道]
に変えたりしたが,その後は国に買収され,1934年
(昭和
9年)
の丹那トンネル開通によって東海道本線の一部となった。
写真は交通博物館に展示されていた
人車。
1922年
(大正
11年)
〜1928年
(昭和
3年)
の間,東北本線松山町駅と町の中心部までの
2
km
あまりを走っていた
[松山人車鉄道]
の人車との説明がされていた
(2006年3月)。
ボクの鉄道あれこれ学(ヒサクニヒコ著 同文書院 1994-07)143