最終更新:2009-12-22
転車台
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転車台
転車台《てんしゃだい》
turn table
蒸気機関車等の方向を変えるための設備。一本の
線路があって水平面内でゆっくりと回転できる転向台と,回転軸を中心に放射状に出ている何本かの
線路,転向台をコントロールする装置からできている。機関車等の方向を変えるときは,ある
線路から機関車を転向台の中央まで運転して停止させ,転向台を特定の方向に回転させてから,機関車を進ませる。
転車台は
蒸気機関車を所有する
機関区には必ず設置されていたが,
蒸気機関車がなくなった現在でも残っているところがあり,実際に使用されているものもある。[ターンテーブル],少しなまって
[タンテーブル]
ともいわれる。
写真は
JR東海名古屋車両区にある
転車台。上の写真は
跨線橋から,下の写真は横の方から撮影した
(1999年2月)。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)503
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)341
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)212