最終更新:2009-12-15
新規作成:2009-04-15
用地界標
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用地界標
用地界標《ようちかいひょう》
鉄道用地の境界線上に
20
m
ごとに設置される杭。基本的に上の方は赤く塗られて頭頂部中央に
[十字]
マークが,側面には
鉄道事業者を表すマークが刻まれている。
国鉄や
JRの場合は
[エ]
マークである。境界線が複雑な形をしているときは多く設置されることがあり,境界線上に設置できないときは境界線の位置を矢印で示したり,それもできないときは代わりに
用地引照標が設置されることもある。
写真左側は東海道線清洲−稲沢間で撮影した
用地界標。赤い塗料がかなりはげている
(2008年12月)。右側は稲沢市内の東海道新幹線沿線で撮影した
用地界標。境界線上にコンクリート製の側溝があるため,境界線の方向を示す矢印が刻んである(2009年1月)。
参考:
用地境界標,
用地基準標,
用地諸標
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)501
鉄道施設がわかる本(坂本衛著 山海堂 2004-02)59