最終更新：2011-06-27
新規作成：2011-06-27
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逃げるか乗っかるか
磁石あそび 4
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机上に2個のフェライト円板磁石を図1のようにくっつけて置き，スチールボールを磁石に向かってゆっくりところがすと，ボールはどちらかの磁石に引き寄せられてくっつく．たとえば磁石Aにくっついたボールは，磁石Bから離れようとする方向に移動する．
図1 円板磁石にくっついたスチールボール
ところが，ボールを磁石Bに向かって強制的に近づけていくと，ボールは磁石Bに向かって急速に移動しはじめ，磁石どうしが接触しているところで，磁石の上に跳び上がって，振動する．
図2 磁石どうしの接点の上に乗ったスチールボール
動画 (新しいタブまたはウィンドウが開きます)
解説
図1の位置にあるスチールボールは，上がN極，下がS極に磁化されているので，磁石Bから遠ざかろうとする．ところが磁石のN極とS極が接触しているC点とD点に近づけていくと，吸引力が急速に強くなるので，反発力に打ち勝って移動を開始する．ここでは磁石の厚さよりもボールの直径の方が大きいので，裏側のD点ではなく，上面のC点へ向かったと考えられる．
材料
鏡面フェライト磁石：直径15mm，厚さ4mm(8枚入210円／東急ハンズ)
スチールボール：直径8mm(15個入305円／東急ハンズ)
最初に遊んだ日：2011年6月10日