最終更新:2011-07-01
新規作成:2011-07-01
磁石保持式ボールベアリング
磁石あそび 7
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磁石保持式ボールベアリング
図
1
のように,フェライト円板磁石の上に
3
個のスチールボールを乗せる.
図
1 円板磁石の上にスチールボールを乗せる
さらにフェライト円板磁石を乗せると,図
2
のような磁石保持式ボールベアリングができあがる.これを机上に置いて,その上に陶器の皿などを乗せて回すことができる.
図
2 その上に円板磁石をもうひとつ乗せる
動画 (新しいタブまたはウィンドウが開きます)
解説
一般に使用されているボールベアリングは,外輪と内輪それぞれにボールを入れる溝が設けられ,さらにボールどうしが触れ合わないように保持するために,リテーナーとよばれる金具が使用されていたりして,ちょっと複雑な構造になっている.それに対して磁石保持式ボールベアリングの構造は,非常に簡単だ.2
つ円板磁石が引き合うので溝は必要なく,円板磁石の上に置かれたスチールボールは,それぞれが同じ向きに磁化されているため互いに反発しあうので,基本的に触れ合うことがない.
さらに径の大きい円板磁石を使用し,ボールの数を多くすれば,もっと安定したベアリングができる.
材料
鏡面フェライト磁石:直径
15
mm,厚さ
4
mm
(8枚入
210
円/東急ハンズ)
スチールボール:直径
8
mm
(15
個入
305
円/東急ハンズ)
最初に遊んだ日:2011年6月20日