小田原駅前から錦通りに入り,魚屋「魚國」の角を右に折れて「東宝館通り」とよばれていた商店街を南下して行くと,映画館「東宝劇場」と路地をはさんだ隣に,「若葉寿司」はありました。しかし時代とともにまちの様子は変わっていき,やがて「東宝劇場」も「若葉寿司」も姿を消して,商店街も「ダイヤ街」とよばれるようになりました。
そういうなかで,元気な「魚國」を見ると,なんだか懐かしさが込み上げてきます。
下の写真は(平成4年)1992年当時の東宝館通り商店街です。草書文字で書かれた「若葉寿司」の看板が見えます。
この写真を見て,四半世紀も前に,この商店街は,すでに無電柱化やカラー・タイル舗装が実施されていたことを知りました。