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HTMLの基礎 | ホームページ作成の部屋−タグの使用法と使用例 |
HTMLやタグについての基礎知識をまとめてみました。 | |
記:2002-8-11
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HTMLの基本とタグ各部の名称 | ||||||||||||||||||||||||||
WebページはHTMLによって作成します。HTMLはタグを使用し,タグの中にいろいろな情報を埋め込んだ構造をしています。 HTMLによって作成された内容をHTML文書あるいはHTMLソースといいます。 次にHTMLの基本構造の例と,各部の名称などを示します。 | ||||||||||||||||||||||||||
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要素の種類によっては,終了タグがなかったり,属性がなかったりします。 | ||||||||||||||||||||||||||
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ブロック要素とインライン要素 | ||
HTMLの要素はブロック要素(block element)とインライン要素(inline element)に分類されます。 | ||
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タグの使用に関して | ||
・ 要素名や属性名は大文字で書いても小文字で書いてもかまいません。 | ||
URLやJavaScriptのプロパティやメソッド等については,大文字と小文字をはっきり区別して書く必要があります。 | ||
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このシリーズでは将来のことを考慮して,要素名や属性名は小文字で書くように統一しました。また属性の値についても特に大文字と小文字が区別されるところ以外は小文字にしました。 | ||
・ 属性の値は " " または ' 'で囲みます。 | ||
属性の値に英数字,ハイフン,ピリオド以外が含まれていないときは " " 等で囲わなくてもエラーにはなりませんが,囲うことが推奨されています。 |
HTMLの今後 |
HTMLについての仕様はW3C (World Wide Web Consortium) という非営利団体が決定していて,現時点
では,1999年12月24日に勧告されたバージョン4.01が最新です。HTML4.01では,HTMLの要素(タグ)は文書の構造を表すためだけに使い,レイアウトや色などを指定する要素や属性を廃止する方針がとられました。一方でページのレイアウトや色などについてはスタイルシートを使用することが求められています。 とはいっても,古いブラウザはスタイルシートに対応していなかったり,対応が不完全であったりしますので,WebページをHTML4.01で作成しますと古いブラウザでは見えなくなってしまう可能性がありますので,W3Cでは旧来の要素(タグ)をすぐに廃止するのではなく,移行期間を設けて,次第に新しい規格で作られたページを増やしていくことを考えています。 |
どの規格のHTMLを使用したらよいか |
Webページを作るときには,その目的などによって,どの規格のHTMLを使うかを選択することになります。一般的には最新の規格で作ればよいのが当然なのですが,Webページについては,ちょっと事情が複雑です。Webページの読者には古いブラウザを使用している人もいますが,古いブラウザは新しい規格のHTMLには対応していないからです。 そういうことも頭に入れて,次の選択肢を見てください。 なお当分の間はブラウザ側で古いバージョンのHTMLにも対応させるようです。
私の考えですが,現在は2.または3.の方法が良いと思います。朝日新聞社,NHK,NECなどのサイトも2.または3.ですし,その他プロが作っていると思われるいくつかのサイトを見てみても,4.の方法をとっているものはほとんど見当たりません。このような状況の中で古いHTMLが使えなくなってしまえば大混乱が起きるに違いありませんので,おそらく5年や10年はだいじょうぶだと思います。 比較的新しいホームページ作成ソフトは3.が中心になっているようです。 |