最終更新:2016-04-13
スタート:2016-04-03
光堂川・中野橋
近隣探訪「稲沢の橋」
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橋の名称中野橋
河川等の名称 光堂川
完成年月不明
築年数最新の写真を撮影したときにおける不明
訪問日2015年4月17日,2016年4月5日
上流の橋環境センター南の水門橋
下流の橋光堂川橋

 中野橋は,欄干らんかんの代わりに手摺てすり付のガードレールが取り付けてあって安っぽい感じがしますが,通っている道よりも幅が広くて頑丈そうな橋でもあります。橋桁は川に直角に架けてあって,橋桁に乗っている橋は,道路幅とマッチさせるために,南で狭くしてあります。
 橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートがないので橋の名前がわかりませんでした。しかし1962年の地図を見たら,しっかり書いてありました。橋が少なかったその当時,中野橋は重要な橋だったと思われます。ちなみに中野橋から南に延びる道は健在ですが,北西の方に延びていた道は残っていません。

中野橋付近の地図 Mapion(2016年)より
 中野橋付近の地図 Mapion(2016年)より
1962年当時の中野橋付近
 「稲沢市精図 昭文社 1962年」より
上流から見た中野橋
 上流から見た 中野橋です。欄干らんかんの代わりに手摺てすり付のガードレールが取り付けてあります。木造の橋だった時代の橋脚を切った跡が3×3本,川底に残っています。写真では橋の下流にあるように見えますが,実際は中野橋の真下にあります。↓2016-04-05

上流から中野橋に近づいた
 橋に近づいたところです。ガードレールのさびが目立ちます。PCprestressed concrete:強く引っ張った高張力鋼を入れた高強度コンクリート桁を使用しているようです。橋桁の上に乗せてある橋は,南の方で少し狭くしてあります。

下流から見た中野橋
 下流から見ています。下流側は,橋桁と橋を揃えてあります。

南の方から見た中野橋
 南の方から見ています。橋の南部を少し狭くすることによって,橋の位置と幅を,道路と一致させてあります。

北の方から見た中野橋
 北の方から見ています。橋全体の幅は,やや広い北方の道路に合わせて造られていて,南の方で狭くなっていることがわかります。

中野橋から見た上流
 橋の上から上流を眺めたところです。上流の水門から,この橋にかけては川底の堆積物が目立ちます。

中野橋から見た下流
 下流です。完成して間もない光堂川橋が見えます。