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つの地区に建設したと思われる火の見櫓のひとつです。6
つの地区にある火の見櫓は,「大型である,消防団の建物に隣接している,頂上付近に稲沢消防本部の方を向いた通信用のアンテナを備えている,低い位置に金網を張った棚がある,接地埋設標示板がある」などの共通点が見られます。この火の見櫓には鐘はなく,頂上の屋根の下には電動サイレンが設置されています。周囲に高い建物などがないため,かなり遠くからでも見ることができます。近くに丸甲小学校や丸甲保育園があるように,このあたりは「丸甲地区」とよばれていますが,丸甲は丸渕と甲新田という地名からとったものだと思われます。地図に「第四分団詰所」という建物があったので「火の見櫓があるかもしれない」と思って行ってみたところ,やはりありました。訪れたのは
2008年9月1日です。
地図
(its-moNavi)
に,この火の見櫓を示す記号は載っていません。
![]() ![]() its-moNavi (約 1/2000) |
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丸甲小学校の東にある道を南に向かっていたら,校舎と植込の切れ間から背の高そうな火の見櫓が見えました。
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火の見櫓は「祖父江町消防団第四分団」と書いてある建物に隣接して建っていました。バス停のように見える標識は,稲沢市が運営するコミュニティ・タクシーの「丸甲小学校」乗場を示しています。
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南側から見た火の見櫓です。背も高くてなかなか立派です。
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火の見櫓を下から見上げました。脚の途中にステップがあります。見張台には鳥の巣がありました。
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少し離れた南の方から見た火の見櫓の頂上付近です。屋根の下には電動サイレンが設置してあります。
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火の見櫓の足元付近です。金網を張った棚や接地埋設標示板が見られます。
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少し離れた南の方から見ました。後方の建物は丸甲小学校,右の建物は丸甲保育園です。
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