稲沢市長野の火の見櫓

近所探訪/こひつじの家


稲沢市長野にある火の見櫓を紹介します。


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 愛知県稲沢市長野にある火の見櫓は,かつてあった4本脚の櫓タイプ火の見櫓の上層部が解体され,下の方だけが残っているという珍しい形をしています。頂上付近に鐘が2つ並んでいるという火の見櫓も初めて見ました。同じ地図内に稲沢市消防団第2分団が設置されたこともあって,現在使われていないのではないかと思います。長野の火の見櫓のすぐ西側一帯は室町時代に建立された多宝塔など多くの重要文化財が存在する萬徳寺の境内となっています。この火の見櫓は,地図にある「長野消防会館」を目当に行って見つけました。訪れたのは2008年9月13日です。

地図(its-moNavi)に,この火の見櫓を示す記号は載っていません。
作成:2008-09-14

地図(長野の火の見櫓)

its-moNavi (約1/2000)

確かに櫓があるけど頭がない
 角を曲がって南の方を見たとたん,変なものが目に入りました。確かに櫓《やぐら》はありますが,頭がありません。

火の見櫓と消防会館
 火の見櫓とその付近です。右の建物の看板には「長野消防會館」と書いてあるようですが,はっきりしません。

近くから見た長野の火の見櫓
 近くから見ると,以前ここにあった本格的な火の見櫓の上部が,何らかの理由で解体さたらしいことがわかります。

火の見櫓の頂上付近
 火の見櫓の頂上付近です。鐘が2つに電動サイレンがあります。四隅には消火用ホースを吊るすためと思われるフックが8本も取り付けられています。さびが目立ちます。

火の見櫓の足元
 火の見櫓の足元です。はしごが2つ並んでいますが,右側のはしごは上部にあったもだと思われます。