名古屋市熱田区 4

美濃路探訪


最終更新:2022-03-05 スタート:2022-03-01


はじめに

色温度このようなパターンをすると小窓が出現します。小窓の中には,何か入っています。


で出現したものは,で閉じます。


見本の画像をすると大きくなり,再びすると元に戻ります。


 国道1号線から美濃路の追分までの美濃路を取り上げます。①〜③
 この間は,都市化の影響をもろに受け,街道の面影はほとんど残っていません。ただし,東海道から美濃路が分岐する追分は,美濃路にとって,非常に重要な場所です。

地図:国道1号線から美濃路の追分までの美濃路
地図:国道1号線か美濃路の追分までの美濃路





西方に,幅50m級の国道が交差する熱田神宮南差点があって,規模の大きい歩道橋が設置されています。国道1号線を越えるには,この歩道橋を利用すると楽です。

 地図 A ← 2021-12

歩道橋から,垂井の方に向かう美濃路のがある方を見ました。青色の案内標識が並んでいるあたりに美濃路が通っています。

 地図 B → 2021-12

 歩道橋から,追分に近い方の美濃路を見たところです。美濃路は,右手にある高層住宅の手前を通っています。

 地図 C → 2021-12

 歩道橋から下りたところから美濃路がある方を見たところです。追分に向かうには,この先の横断歩道があるところで右南)折れます。

 地図 D ↘ 2021-12

 右南)折れた先です。途中までは美濃路ですが,追分の先は東海道です。

 地図 E ↙ 2021-12

 垂井に向かう美濃路国道1号線に行く手をさえぎられます。国道1号線を越えるには,左西)折れた先にある歩道橋を使用すると楽です。正面に熱田神宮鳥居が見えます。

 地図 F ↗ 2021-12



東海道から美濃路佐屋路分岐する追分に,道標説明板などが置かれた一郭があります。

 地図 G ↘ 2021-12

 道標の高さは1.40m,幅0.22mです。説明板にも書いてありますが,もとは鉛筆マーク H の位置にありました。

 地図



 説明板です。

 熱田区役所が設置した,別の説明板もあります。


 東海道江戸の方からやって来て,美濃路の追分まで来たところです。左南)折れるとの渡しの方へ向かう東海道,右北)折れると美濃路になります。
 現在はなんのもありませんが,昔は正面にという比較的大きな神社があって,その前には高札場が設けられていました。街道は大勢の旅人などでわっていたとのことです。しかしこのあたりは空襲によって被災し,源太夫社も消失しました。すでに取り上げたように,源太夫社は,その後熱田神宮境内南東部に知我麻神社として移設されました。その跡地には,ほうろく地蔵とよばれているがあるだけです。
 源太夫社は,見取絵図にも源太夫神社として描かれています。

 地図 I ↖ 2021-12




 本来は,美濃路の追分の北側,現在は別の道標などがある一郭あたりにあった道標が,民家の敷地内にあります。戦災で破損したものを修復したとのことですが,かなり傷みがひどいです。

 地図 J ↗ 2021-12