名古屋近郊
313系車両展示会(2006年8月)
JRの電車
こひつじの家・鉄道の部屋


内容 : 2006年8月10日に開かれた「313系車両展示会」の名古屋駅会場で写した写真を紹介します。








 「313系の部屋」



 駅などに置いてあった,313系車両展示会のパンフレット。A4判で裏は白紙。
 名古屋駅の3番線で展示中の313系Y101編成。手前からクモハ313-5001,サハ313-5301,モハ313-5001,サハ313-5001,モハ313-5301,クハ3132-5001の6両編成。
 前面の方から直射日光を浴びて側面は日陰になり,撮影条件はあまり良くなかった。
 クモハ313-5001の前面。行き先は列車種別の表示はフルカラーLED式だが,直射日光を浴びても,よく見える。上部中央にふたつ並んだライトは白色LEDのように思われる。左右のライトは,ランプの穴が従来タイプでは四角形であったものが,円形に変わった。
 クモハ313-5001。
 サハ313-5301。
 モハ313-5001。
 サハ313-5001。
 モハ313-5301。
 クハ312-5001。
 クモハ313-5001とサハ313-5301。連結部分の車体側面下部に,連結している車両相互の動揺を吸収するための“車体間ダンパ”が取り付けてある。車体間ダンパは新幹線700系に登載されているが,JR東海の在来線では初めて採用された。
 連結部分を正面から見た。
 近づいて見た車体間ダンパ。
 クハ312-5001のトイレがある側とモハ313-5301。
 近づいて見た連結部分。
 側面の表示器は従来タイプの幕式からフルカラーLED式に変更された。
 近づいて見たLED表示器。“名古屋”は約25×25ドット,“特別快速”は約20×20ドットで見やすいが,“Nagoya”は大文字が縦7×横5,小文字が5×4ドットしかなくて,見やすいとはいえない。
 クモハ313-5001の先頭付近の足まわり。
 電動台車C-DT63B(クモハ313-5001)。313系従来タイプはC-DT63A。
 付随台車C-TR251A(クハ312-5001)。313系従来タイプはC-TR251。
 パンタグラフ(モハ313-5301)。
 転落防止幌は,従来タイプはセントラルライナーに使用されている8000番台以外は製造後に取り付けたのに対して,最初から付いている。従来タイプとは若干異なった取り付け方になっている。
 車端部に取り付けてある楕円形の銘板。上は“東海旅客鉄道”,下は日本車輌の会社マーク,“日本車輌”,製造年“2006”が刻まれている。
 3番線ホームの車両展示会の入口付近。ここでA4判のパンフレット,“313系新製車両デビュー”と裏面が“10月1日ダイヤ改正”を受け取ってからモハ313-5001の大垣方ドアから車内へ入る。
 利用者から見ると,新タイプで最も変わったところが座席の配列といえる。従来タイプではドアに近い座席はドアを背にして固定されていたが,新タイプでは全ての座席が方向転換できる。
 ドアに近い座席に座ってドア側を向いた時には,目の前についたてが立っている。ついたてがある分だけ,立ち客用のスペース(ドアポケット)が狭くなった。
 座席側から見たついたて。
 車両中央のドア付近。
 車端部に近い方のドア付近。特に車端に近い方のドアポケットは,ドアの横がすぐロングシートの座席となっている211系5000番台と同様,ほとんど存在しない。
 車内のようす(サハ313-5001)。吊革は2列,ほぼ車両全体にわたって設けてある。ついたてのドア側には,ところどころ消火器が設置されている。
 クハ312-5001の車端部には,通路をはさんでトイレと車椅子スペースが設けてある。
 クハ312-5001のトイレ。従来タイプに比べてかなり広く,機能も豊富のようだ。
 サハ313-5001の大垣側車端部。ドアは自動的に閉まるので,JRの係員が押さえていた。
 車端部の車両会社と製造年を示すプレートがある付近。“SOS”の表示があるところには,非常用の機材が格納されているものと思われる。
 吊革は従来タイプから変わっていないようだ。
 座席の上,荷物棚のところには座席番号が表示してある。
 運転台。従来タイプと,それほど変わってはいない。
 運転台の左側にある柱には,従来タイプにはなかった電流計が設置された。力行時は針が右側へ,回生・発電ブレーキ時は左側に振れる。中央は架線の電圧,下は制御用電源の電圧を示している。
 運転台のパネル面にあるボタンとスイッチ。現行の“ATS-ST”の他に,設置が予定されている“ATS-P”のボタンもある。
 ドアの横にあった“鉄道路線図”。JR東海の在来線路線のうち,浜松以東については掲載されていない。