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最終更新:2009-12-12
排障器
鉄道用語

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排障器《はいしょうき》
 life guard/rail guard
 線路上の障害物によって生じる車両の損傷や脱線を防止するために,先頭車両の先端に取り付けられる装備。外からもよく見える[スカート]ともいわれる大きくて分厚い排障器と,台車の車輪直前にレールから10cm以下の位置に取り付ける小さい排障器がある。小さい排障器は小石などを跳ね飛ばして,車輪が乗り上げたりすることによる車輪の損傷や脱線を防止する。
 左の写真はクハ313形電車の[スカート]ともいわれる排障器(名古屋駅で2006年8月撮影)。右はクハ210形電車の先頭車輪とその直前にある排障器(中央本線瑞浪駅で1998年12月撮影)
313系の排障器  車輪直前の排障器
鉄道車両用語(JISE4001 1999)26007
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)564
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)388
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)235
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