最終更新:2009-12-23
レール
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レール
レール《れーる》
rail
(1)
鉄道車両の重量を支えながら車輪を決められた道筋に案内するための棒状の鋼鉄材。
枕木や
道床とともに
軌道を形成し,動力や
信号のための電気導線の役目も担っている。日本国内で一般に使用されている
レールは
[平底レール]
といわれ,断面を見ると頭部は丸みをおび,底部は平たくて,その間にくびれた部分の腹部がある。
レールの規格は長さ
1
m
あたりの重量
[kg]
で表され,30
kg/37
kg/50
kg
や
新幹線を含めた主要
幹線で使用される
[60
kg
レール]などがある。
レール1
本の長さは
25
m
が標準になっている。日本語では
軌条というが,一般には
レールといわれている。
レールのことを
線路という人も多い。
(2)
サードレール(
第三軌条)といわれる
[導体レール]。
(3) 引戸用のレールやカーテンレールなど。
参考:
レール継目,
ロングレール,
軌間,
電車線路,
軌框
鉄道−線路用語(JISE1001 2001)205
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)744
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)519
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)293