最終更新:2009-12-15
枕木/まくらぎ
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枕木/まくらぎ
枕木/まくらぎ《まくらぎ》
まくら木/マクラギ
sleeper/tie
軌間を正確に保ちながら
レールを固定し,
レールが受けた加重を
道床に伝える部材。古くから木製の
木枕木が使用されてきたが,最近は耐用年数が長くて頑丈な
PC枕木が主流になっている。ただし複雑な穴あけなどの加工が必要な
分岐器用や
鉄橋用には,
木枕木や,
合成枕木が使用されることが多い。
[枕]
という漢字には
[何かの下に置いて支えるもの]
という意味があるが,常用漢字ではないことと,木製以外の
枕木が主になってきたので,[まくらぎ]
や
[マクラギ]
と書かれることも多い。公文書や
JISの表記は
[まくらぎ]
となっている。
参考:
バラスト道床,
バラスト軌道,
コンクリート道床,
軌框
鉄道−線路用語(JISE1001 2001)220
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)672
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)471
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)266
線路観察学(石本祐吉 アグネ技術センター 2008-10)26