こひつじの家ロゴ
最終更新:2010-01-04
木枕木/木まくらぎ
鉄道用語

トップページ鉄道用語の部屋「き・ぎ」ではじまる鉄道用語 > 木枕木/木まくらぎ
木枕木/木まくらぎ《きまくらぎ》
 wooden sleeper/wooden tie
 木製の枕木鉄道創業時から使用されている。[適度な弾性がある]/[犬釘を打ち込むだけでレール締結ができる]/[加工が容易]/[比較的安価]などの長所があるが,[耐用年数が短い(防腐剤処理をして7〜15年)]/[道床抵抗が小さいのでロングレールに使用できない]/[資源が枯渇している]という短所もあって,幹線などを中心にPC枕木に交換されつつある。一方でPC枕木の使用が困難な,[鋼橋の上]/[分岐器]などには積極的に使われてきたが,ここも合成まくらぎに置き換えられつつある。
 写真は木枕木が使われている,名鉄国府宮駅の待避線(2009年7月)。
木枕木が使われている名鉄国府宮駅の待避線
 参考:バラスト軌道タイプレートアンチクリーパ
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)150
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)54
2版 図説鉄道工学(天野光等著 丸善 2001-03)34