最終更新:2009-12-30
アンチクリーパ
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アンチクリーパ
アンチクリーパ《あんちくりーぱ》
anti-creeper/rail anchor
レールの
ふく進を防止するために,レールの下側の,
まくらぎに密着した部分に取り付ける金具。
犬釘を使って
木枕木にレールを
締結した場合,締結力が弱いために,枕木上をレールが滑りやすいので,レールが長手方向に移動しやすい
[急
勾配の区間]/[
列車が加速したり
ブレーキをかけたりする
駅の付近]
などで,
アンチクリーパが使用されることがある。
写真は
アンチクリーパが使用されている箇所。レールと
アンチクリーパの間に,断面がくさび形の鉄アングルが入れてあるので,レールが左の方へ移動しようとすると,レールと
アンチクリーパを締め付けるような力が働くため,レールが滑りにくい
(名鉄国府宮駅で
2009年7月撮影)。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)19
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)19