最終更新:2009-12-14
匐進/ふく進
鉄道用語
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匐進/ふく進
匐進/ふく進《ふくしん》
rail creep/rail creepage
レールが,
列車の減速時と加速時に
列車の進行方向または逆方向に力を受けることや,温度の変化による伸縮などによって,長手方向に移動すること。この移動は
レールと
枕木の間や
枕木と
道床の間で生じる。[レールふく進]
ともいわれる。
[匐]という漢字には
[這う《はう》ように進む]
という意味があるが,常用漢字ではなく,ほとんど使われていないため,
匐進は,[ふく進]
と書かれることが多い。
参考:
アンチクリーパ,
基準杭(2),
道床抵抗力
鉄道−線路用語(JISE1001 2001)314
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)615
線路観察学(石本祐吉 アグネ技術センター 2008-10)10
世界大百科事典(平凡社 1966)