最終更新:2009-12-30
非常通報装置
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非常通報装置
非常通報装置《ひじょうつうほうそうち》
emergency report device
旅客車内から
乗務員室へ異常を通報するための装置で,
側戸の近くなどに設置されている。押ボタンを押すと乗務員室でブザーが鳴り,その車両の
車側表示灯が点灯する。押ボタンだけが設置されているものや,押ボタンのほかにマイクとスピーカーが設置されていて
乗務員と会話ができるようになっているもの,非常用ドアコックも装備されているものなどがある。異常を発見した乗客が扱うことが多いので,簡単な説明が書いてある。
非常警報器/非常通報器/非常ブザー
*などともいわれる。
写真は名古屋市交通局の
地下鉄車内に設置されている
非常通報装置。[非常通報器]
と書いてある
(2002年10月)。
参考:
非常停止ボタン
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)202
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)242
Webサイト[JR東海 2009-12]*