車側表示灯《しゃそくひょうじとう》
　car side pilot lamp／car-side indicator lamp
　旅客車の側(側面)の高い位置に設置する表示灯。[車側灯]ともいわれる。側戸が開いているときに点灯する[戸閉表示灯](赤)，非常通報装置が動作したときに点灯する[非常警報灯](橙)，動力系に異常があったときに点灯する[事故表示灯](白)などがある(灯火の色は旧国鉄や一部のJRの場合)。灯火の色に決まりはなく鉄道事業者などによって異なるが，一般に[戸閉表示灯]は赤色系となっている。[戸閉表示灯]は側灯ともいわれる。
　最近の車両は様々な情報を乗務員室のモニタ画面等に表示しているため，[戸閉表示灯]と[非常警報灯]以外については省略されることが多い。

鉄道車両用語（JISE4001 1999）51305
鉄道技術用語辞典（鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12）298
詳細 鉄道用語辞典（高橋政士編 山海堂 2006-05）202
鉄道用語事典（久保田博著 グランプリ出版 1996-04）102