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最終更新:2009-12-13
新規作成:2009-03-24
踏切故障表示器
鉄道用語

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踏切故障表示器《ふみきりこしょうひょうじき》
 crossing failure indicator/malfunction indicator
踏切故障表示器  道路通行者に踏切保安装置が故障していることを知らせる表示器。
 2006年(平成18年)3月19日,愛知県内のJR東海道本線で,[こしょう]と表示されていた踏切故障表示器を見た69歳の女性が降りていた遮断機を上げて踏切に入ったため,列車に跳ねられて死亡するという事故があった。15分間遮断機が降りたままになると[こしょう]の表示が出るようになっていたが,そのときは故障ではなく,強風のためにダイヤが乱れたために遮断機が降りたままになっていた。同年3月31日に国土交通省は鉄道事業者に対して,「踏切故障表示器を廃止し,暫定的には[こしょう]の表示が出ていても踏切を渡らないように注意する看板を設置する」などの緊急措置をとるように通達した。
 写真は踏切故障表示器と,[こしょう]表示についての注意書き(東海道線稲沢−尾張一宮間で2008年12月撮影)。
鉄道信号保安用語(JISE3013 2001)6020
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)623
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)434
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