最終更新:2009-12-19
新規作成:2009-05-04
空力ブレーキ
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空力ブレーキ
空力ブレーキ《くうりきぶれーき》
aerodynamic braking/aerodynamic brake
空気抵抗を利用した
ブレーキ。超高速で走行する
車両では空気抵抗が非常に大きくなる。そこで空気抵抗をできるだけ小さくするために流線型が採用されているが,逆に空気抵抗を大きくするために板状のものを空気の流れに向かって広げると
ブレーキになる。超高速リニアモーターカーの実験車両で採用されているほか,
JR東日本が
360
km/h
での営業運転を目指して開発中の
新幹線車両[FASTECH
360]
には,[ネコミミ]
ともいわれている
空力ブレーキが取り付けられている。
参考:
非粘着ブレーキ
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)176
JR語の事典(舛本哲郎/小須田英章 日本実業出版社 2006-04)56