最終更新:2009-12-19
車止
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車止
車止《くるまどめ》
車止め
car stopper/end stopper/buffer stop
誤って進んできた
車両を停止させるための構造物。
在来線用の
車止には第
1
種から
3
種まであって,重要なところには第
1
種, 次に重要なところには第
2
種,その他のところには第
3
種が設置される。
櫛形ホームや
切欠ホームがあるところには,万が一の暴走が人的被害を及ぼす危険性が大きいので,バネや
オイルダンパを備えた頑丈なものが設置される場合がある。[エンドストッパ]
ともいわれる。
車止の近くには
車止標識が設置されていることが多い。
左上の写真は砂利を入れた土嚢が積み上げてある第
1
種の
車止で,その右手には
踏切がある。右上の写真ははオイルダンパを備えた第
1
種の
車止で,切欠ホームのところに設置してある。左下の写真はは第
2
種,右下の写真は第
3
種の
車止(右上の写真は北陸線長浜駅で
2006年9月撮影。それ以外は東海道線稲沢駅で
2008年12月撮影)。
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)182
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)63
鉄道工学ハンドブック(久保田博著 グランプリ出版 1995-09)77
鉄道保線・防災用語事典(菅原操編 山海堂 1980-09)36-37