最終更新:2009-12-10
電気ブレーキ
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電気ブレーキ《でんきぶれーき》
electric brake
走行している
車両がもっている運動エネルギーを電気エネルギーに変換して
ブレーキ力を得る
ブレーキ。電動機は発電機としての性質をもっているので,
主電動機で発生した電気を消費させることによって制動力を得ることができる。低速では
ブレーキ力が弱く,停止しているときには効果がない。
電気ブレーキには
発電ブレーキと
回生ブレーキとがある。
機械ブレーキとはちがって
制輪子などの消耗がないことや,特に
回生ブレーキは
電気車のエネルギー効率を高める働きがあることもあって,積極的に使用されている。ただし
主電動機を登載していない
付随車や
客車などにおいては
ブレーキ効果がない。
電気ブレーキの一種に
渦電流ブレーキがある。
参考:
ブレーキ装置,
粘着ブレーキ
鉄道車両用語(JISE4001 1999)71014
鉄道技術用語辞典(鉄道総合技術研究所編 丸善 1997-12)499
詳細 鉄道用語辞典(高橋政士編 山海堂 2006-05)337
鉄道用語事典(久保田博著 グランプリ出版 1996-04)210