高木橋は,県道136号線「一宮清須線」が通っている橋です。道路は特に西方で狭く,交通量は多くありません。
欄干の代わりにガードレールが設置されているため,簡易的な橋に見えますが,しっかりと
親柱欄干の両端にある柱を備えています。古くなった欄干を撤去して,代わりにガードレールを設置した可能性があります。このような橋は,光堂川では
北方橋や
川北橋でも見られます。橋の名前ですが,川の西方の地名である,一宮市萩原町高木からとったものと思われます。
橋名板は親柱に取り付けてあって,西から見て左側が「高木橋」で右側が「光堂川」,東から見て左側が「たかぎはし」で右側が「昭和四十三年三月改築」と,それぞれ縦書で書いてあります。
橋から70メートルほど下流に,川を二分する分岐点があります。光堂川はそのまま直進しますが,分岐した新堀川は水門を通って西方に向かいます。分岐直前の光堂川,分岐直後の光堂川と新堀川の河川幅は,それぞれ同じぐらいです。
高木橋付近の地図 Mapion(2016年)より
下流から見た高木橋です。↓2016-03-23
下流の対岸から見ています。橋桁は鋼鉄製で,
欄干の代わりにガードレールが設置してあります。
西の方から橋に近づいたところです。地図を参考にするとわかりやすいですが,橋の少し東方までは両側に歩道がある2車線の道路が来ていますが,橋の手前あたりから道が狭くなっています。
橋の上流側を見ています。しっかりした
親柱欄干の両端にある柱があって,
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートがはめ込んであります。橋名板は,白い石板に文字を彫り込んであるようです。
東の方から見ています。すでにこのあたりは道が狭くなっています。
橋の上から上流を眺めた光景です。
中島橋が見えます。
下流です。橋から70メートルほど先で右の方へ新堀川が分岐しています。新堀川の大きな水門が見えています。
写真の上にマウスをのせると,満水期の2015年5月19日に撮った写真に入れ替わります。
ここから右に向かう新堀川との分岐点です。新堀川側には水門があり,分岐直後の光堂川の川底は高くしてあります。上流から来た水は,普段は,新堀川の方へ流れているようです。水位が高くなるか,新堀川の水門を閉じれば,光堂川の方へ水が流れます。