この橋は,県道458号線「一宮弥富線」が通っている橋です。通っている道路は県道としては狭い方で,一宮市から稲沢市の北部にかけては片側だけに歩道があるのが普通,稲沢市の南部では歩道がないのが普通です。ただ橋のあたりから北に100メートルほどだけは道幅が広くなっていて,特に橋の上にだけ,両側に
フラット形式の歩道車道との間に高低差がなく高さ15cm(標準)の縁石で仕切った歩道が設けてあります。この道路を南に下って行くと,光堂川を
富士見橋で渡ります。
1967年当時の地図を見ると,橋を通っている道路が,むかしは国道155号線だったことがわかります。国道155号線はその後開通した新しい道路に移りましたが,
新堀川を渡る橋には名前がないようです。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは
欄干に取り付けられていて,南から見て右側が「築込橋」で左側が「つきこみはし」,北から見て右側が「平成4年3月竣工」で左側が「新堀川」と,それぞれ横書で書いてあります。
築込橋付近の地図 Mapion(2016年)より
1967年当時の国道155号線 (オレンジのラインは現在)
平凡社世界大百科事典(1968年)より
上流から見た築込橋です。橋の手前に太い水道管が渡してあります。↓2016-03-23
下流から見たところです。上流に比べて,川幅が狭くなっていることが,特に
欄干を見るとよくわかります。地図にもあるように,左岸は橋の下をまっすぐに通っていますが,右岸が変化しています。
南の方から見ています。少し先で,道が狭くなっていることがわかります。
北の方から見ています。橋の先で道がぐっと狭くなります。見えている神明社の森は,稲沢市になります。
上流側の欄干です。高さは約110cmです。少し
錆が出ています。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートが取り付けてあります。
下流側です。欄干は,上流側に比べてかなり短く感じます。
橋の上から見た上流です。
国道155線の橋から続いてきた桜並木は,ここで終わっています。
下流です。橋のすぐ下流側に,通信ケーブルを渡すための鋼鉄製の橋が架けてあります。