富士見橋は,県道458号線「一宮弥富線」が通っている近代的なデザインの橋で,
PCprestressed concrete:強く引っ張った高張力鋼を入れた高強度コンクリート桁を使用しています。道路は2車線で,歩道はありません。橋名は橋の所在地「片原一色町富士見崎」からとったものと思われます。この道路を北に向かって行くと,新堀川に架かる
築込橋を渡ります。
1967年当時の地図を見ると,橋を通っている道路が,むかしは国道155号線だったことがわかります。国道155号線はその後開通した新しい道路に移り,光堂川を渡る橋は
新富士見橋になりました。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは
親柱欄干の両端にある柱にはめ込まれていて,南から見て右側が「富士見橋」で左側が「光堂川」,北から見て右側が「ふじみはし」で左側が「平成2年10月竣工」と,それぞれ横書で書いてあります。
富士見橋付近の地図 Mapion(2016年)より
1967年当時の国道155号線 (オレンジのラインは現在)
平凡社世界大百科事典(1968年)より
上流から富士見橋の方を見ています。一見すると,上流の
新四ツ屋橋とよく似ています。↓2016-04-05
南の方から見ています。道路は2車線で歩道はなく,特に橋の上は路側帯が狭くなっています。
橋の上流側です。しっかりした
親柱欄干の両端にある柱があって,
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートが取り付けられています。
橋の上から上流を眺めたところです。堤防の上は草道ですが,左側の堤防の北側には舗装道路が通っています。
新四ツ屋橋が見えます。
北の方から見ています。道路は橋のところで狭くなっています。
下流から見ています。
欄干の
錆が目立ちます。
下流です。目の前に
一色新橋があります。河床にある構造物は,流れてきた土砂などを堆積させるために設けてあると思われます。
元六橋のすぐ上流にも同じような構造物があります。