新富士見橋は,2車線の国道155号線が通っている橋で,光堂川に対して斜めに架かっています。
本線橋車道が通っている橋には歩道がなく,下流側に
橋側歩道橋車道が通ている橋に沿って架設した歩行者(自転車)専用の橋が架けてあります。どちらの橋も,橋桁は鋼鉄製です。
1967年当時の地図を見ると,むかしの国道155号線は
富士見橋を通っていたことがわかります。国道155号線はその後開通した新しい道路に移り,この橋で光堂川を渡るようになりました。新しい国道155号線が通る橋ということで,富士見橋に「新」を付けて橋名としたものと思われます。
橋名板は,下流側の
欄干の両端に取り付けられていて,南の方から見たところに「しんふじみはし」,北の方から見たところに「光堂川」と,それぞれ縦書で書いてあります。
新富士見橋付近の地図 Mapion(2016年)より
1967年当時の国道155号線 (オレンジのラインは現在)
平凡社世界大百科事典(1968年)より
上流から見た新富士見橋です。↓2016-04-05
地図に点線で示してある道路がこの春(2016年3月25日)開通し,国道との交差点は信号がある「西島本町交差点」になりました。その交差点から新富士見橋に向かう途中,車道はゆるい上り坂になり,歩道は橋の手前で一気に上るため,このような高低差ができています。
歩道は橋の手前で車道に合流してしまい,橋の上から次の交差点まで,路側帯はあるものの,歩道がありません。
橋の上から上流を眺めたところです。高いところに架けられている工業用水の赤いパイプ「新富士見橋水管橋」が目を引きます。
古い橋が近くにあります。
南西の方から橋に向かっていましたが,ここまで来たところで,路側帯が橋の手前で非常に狭くなっているだけでなく,左下に見える歩道に降りる通路がないことがわかりました。自転車は原則として車道を通ることになっていますが,この橋は恐いです。
歩道を通って,橋に近づきました。こちら側の歩道には歩道橋が架けてありますが,ちょっと狭いです。
本線橋車道が通っている橋の方を見たら,
欄干の端部に
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートがありました。ここから土手へ降りて行くことができます。
歩道橋の上から眺めた下流です。
尾張水道みちが通っている橋が見えます。すぐ先で川幅が広くなっているようです。
歩道橋を渡ったところから川の方を見ています。橋の拡幅に備えてあるようで,橋台が広めに造られています。
下流から新富士見橋を見ています。手前にあるのは歩道橋で,さらに手前には,広めに造られている橋脚があります。