最終更新:2016-04-17
スタート:2016-04-14
光堂川・新富士見橋
近隣探訪「稲沢の橋」
トップページ > > 稲沢の橋光堂川 > 新富士見橋
橋の名称新富士見橋 しんふじみはし
河川等の名称 光堂川
完成年月*1(昭和44年)1969年 歩道橋:1972年
築年数最新の写真を撮影したときにおける46年
訪問日2015年4月17日,2016年4月5日
上流の橋国道近くの古橋
下流の橋尾張水道みちの橋

 新富士見橋は,2車線の国道155号線が通っている橋で,光堂川に対して斜めに架かっています。本線橋車道が通っている橋には歩道がなく,下流側に橋側歩道橋車道が通ている橋に沿って架設した歩行者(自転車)専用の橋が架けてあります。どちらの橋も,橋桁は鋼鉄製です。
 1967年当時の地図を見ると,むかしの国道155号線は富士見橋を通っていたことがわかります。国道155号線はその後開通した新しい道路に移り,この橋で光堂川を渡るようになりました。新しい国道155号線が通る橋ということで,富士見橋に「新」を付けて橋名としたものと思われます。
 橋名板は,下流側の欄干らんかんの両端に取り付けられていて,南の方から見たところに「しんふじみはし」,北の方から見たところに「光堂川」と,それぞれ縦書で書いてあります。

新富士見橋付近の地図 Mapion(2016年)より
 新富士見橋付近の地図 Mapion(2016年)より
1967年当時の国道155号線 平凡社世界大百科事典(1968年)より
 1967年当時の国道155号線 (オレンジのラインは現在)
  平凡社世界大百科事典(1968年)より
上流から見た新富士見橋
 上流から見た新富士見橋です。↓2016-04-05

北東の方から新富士見橋に近づく
 地図に点線で示してある道路がこの春(2016年3月25日)開通し,国道との交差点は信号がある「西島本町交差点」になりました。その交差点から新富士見橋に向かう途中,車道はゆるい上り坂になり,歩道は橋の手前で一気に上るため,このような高低差ができています。

北東の方から新富士見橋に近づく
 歩道は橋の手前で車道に合流してしまい,橋の上から次の交差点まで,路側帯はあるものの,歩道がありません。

新富士見橋から見た上流
 橋の上から上流を眺めたところです。高いところに架けられている工業用水の赤いパイプ「新富士見橋水管橋」が目を引きます。古い橋が近くにあります。

南西の方から新富士見橋に近づく
 南西の方から橋に向かっていましたが,ここまで来たところで,路側帯が橋の手前で非常に狭くなっているだけでなく,左下に見える歩道に降りる通路がないことがわかりました。自転車は原則として車道を通ることになっていますが,この橋は恐いです。

南西の方から新富士見橋に近づく
 歩道を通って,橋に近づきました。こちら側の歩道には歩道橋が架けてありますが,ちょっと狭いです。

新富士見橋の橋名板
 本線橋車道が通っている橋の方を見たら,欄干らんかんの端部に橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートがありました。ここから土手へ降りて行くことができます。

新富士見橋から見た下流
 歩道橋の上から眺めた下流です。尾張水道みちが通っている橋が見えます。すぐ先で川幅が広くなっているようです。

新富士見橋から見た下流側
 歩道橋を渡ったところから川の方を見ています。橋の拡幅に備えてあるようで,橋台が広めに造られています。

下流から見た新富士見橋
 下流から新富士見橋を見ています。手前にあるのは歩道橋で,さらに手前には,広めに造られている橋脚があります。