この橋は,上流の
光堂川橋と下流の
新富士見橋の大きな橋の間にある,小さくて古い橋です。1957年に撮影された国土地理院の航空写真を見ると,国道155号線はまだありませんでしたが,この橋や上流の
中野橋が写っています。
国道近くの古橋付近の地図 Mapion(2016年)より
橋を上流から見ています。橋のスタイルも橋脚のスタイルも,古さを感じさせられます。これに似たような橋脚が,上流の
光堂橋にもあります。↓2016-03-05
下流から見ています。橋脚の足元をよく見ると,木造橋の橋脚を切断した跡が残っています。上流の
中野橋とともに,木造橋の時代からここに橋があったことがわかります。
南の方から見ています。道は橋の前後に坂はなく,平坦です。
北の方から橋に近づいたところです。橋の幅は,普通自動車が通ることができるぐらいで,すれ違いは不可能です。橋上には,コンクリート製の橋板が並べてあります。このあたりは土手の幅がかなり広くなっていて,,整地作業がおこなわれていました。
親柱欄干の両端にある柱には,
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートがあったと思われる,長方形の窪みがあります。
欄干は,これまでに見たことがないスタイルです。橋上から白いパイプの上までの高さは40cmほどしかありません。
橋の上から上流を眺めたところです。完成したばかりの
光堂川橋が見えます。
下流です。目の前に工業用水の赤いパイプや,
新富士見橋などがあります。