最終更新:2016-03-10
スタート:2016-03-10
大江川・曙橋
近隣探訪「稲沢の橋」
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橋の名称曙橋 あけぼのはし
河川等の名称 大江川
完成年月(昭和55年)1980年6月 竣工
築年数最新の写真を撮影したときにおける34年
訪問日2015年4月24日
上流の橋高御堂大橋
下流の橋上大塚橋

 曙橋は,下に示した古い地図*1にもあるように,もともとは美濃路(現在の県道136号線「一宮清須線」にほぼ同じ)が通っている橋でした。その後このあたりは大きく変化し,やがてこの橋の北にある「曙橋北交差点」を終点とする139号線「須成七宝稲沢線」ができたこともあって,大きな橋に架け替えられました。地図に示したように,このあたりには4つの県道が集まっていて,62号線「春日井稲沢線」は「高御堂交差点」が終点,65号線「一宮蟹江線」は同交差点で直角に向きを変え,136号線は直行せずに3つの交差点を通って進むかたち(車は直行できます)になっています。
 橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは,大江川の橋としては珍しく欄干らんかんに取り付けてあって,南の方から見て左側に「曙橋」,右側に「大江用水」,西から見て左側に「あけぼのはし」,右側に「昭和五十五年六月しゅん工」と,それぞれ横書で書いてあります。

曙橋付近の地図 Mapion(2016年)より
 曙橋付近の地図 Mapion(2016年)より
半世紀前の曙橋付近の地図
 半世紀前の曙橋付近の地図(赤線はバス路線)*1
北の方から見た曙橋
北の方から見た曙橋
 北の方,美濃路から橋の方を見ています。橋の幅が広いので2枚の写真になりました。↓2015-04-24

曙橋の下流側"
 橋の下流側を見ています。緩衝地帯として設けられたのでしょうか,非常に幅の広いフラット形式の歩道車道との間に高低差がなく高さ15cm(標準)の縁石で仕切った歩道があります。

曙橋の上流側"
 同じ位置から見た橋の上流側です。

曙橋北西部の橋名板
 橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは,このようなかたちで欄干らんかんに取り付けてあります。大江川の橋としては珍しいです。

曙橋から見た下流
 橋の上から眺めた下流です。普通の河川とは河床の形が違うことに気が付きます。このあたりの大江がは直線で,先の方に上大塚橋が見えます。

曙橋の南西部
 橋の南西部です。橋名板があります。左は川沿の遊歩道です。ここから上流側の遊歩道へは,次の写真でもわかりますが,2信号になるので,ちょっと時間がかかります。

南の方から見た曙橋
 南の方から見ています。長さよりも幅が広く,橋の上が3信号の複雑な交差点になっていることもあって,なかなか全体を見ることができません。

曙橋の南東部
 橋の南東部です。遊歩道があります。ここの橋名板には「大江川」ではなくて,「大江用水」と書いてあっておもしろいです。

曙橋から見た上流
 橋の上から眺めた上流の光景です。すこしカーブした先に高御堂大橋が見えます。

曙橋の北東部
 橋の北東端付近です。欄干の手摺てすり部分にさびが目立ちます。
参考資料
*1:稲沢市精図 昭文社 1962年