曙橋は,下に示した古い地図
*1にもあるように,もともとは美濃路
(現在の県道136号線「一宮清須線」にほぼ同じ)
が通っている橋でした。その後このあたりは大きく変化し,やがてこの橋の北にある「曙橋北交差点」を終点とする139号線「須成七宝稲沢線」ができたこともあって,大きな橋に架け替えられました。地図に示したように,このあたりには4つの県道が集まっていて,62号線「春日井稲沢線」は「高御堂交差点」が終点,65号線「一宮蟹江線」は同交差点で直角に向きを変え,136号線は直行せずに3つの交差点を通って進むかたち
(車は直行できます)
になっています。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは,大江川の橋としては珍しく
欄干に取り付けてあって,南の方から見て左側に「曙橋」,右側に「大江用水」,西から見て左側に「あけぼのはし」,右側に「昭和五十五年六月しゅん工」と,それぞれ横書で書いてあります。
曙橋付近の地図 Mapion(2016年)より
半世紀前の曙橋付近の地図
(赤線はバス路線)
*1
北の方,美濃路から橋の方を見ています。橋の幅が広いので2枚の写真になりました。↓2015-04-24
橋の下流側を見ています。緩衝地帯として設けられたのでしょうか,非常に幅の広い
フラット形式の歩道車道との間に高低差がなく高さ15cm(標準)の縁石で仕切った歩道があります。
同じ位置から見た橋の上流側です。
橋名板橋名,渡る河川等の名称,完成年月などが書いてあるプレートは,このようなかたちで
欄干に取り付けてあります。大江川の橋としては珍しいです。
橋の上から眺めた下流です。普通の河川とは
河床の形が違うことに気が付きます。このあたりの大江がは直線で,先の方に
上大塚橋が見えます。
橋の南西部です。橋名板があります。左は川沿の遊歩道です。ここから上流側の遊歩道へは,次の写真でもわかりますが,2信号になるので,ちょっと時間がかかります。
南の方から見ています。長さよりも幅が広く,橋の上が3信号の複雑な交差点になっていることもあって,なかなか全体を見ることができません。
橋の南東部です。遊歩道があります。ここの橋名板には「大江川」ではなくて,「大江用水」と書いてあっておもしろいです。
橋の上から眺めた上流の光景です。すこしカーブした先に
高御堂大橋が見えます。
橋の北東端付近です。欄干の
手摺部分に
錆が目立ちます。