火の見櫓があったころ:2008年
稲沢市中野宮町にある稲沢市消防団第4分団の火の見櫓は,4本脚の大型で,堂々とした姿です。
脚のスパン最下部における脚の外側間の距離を元に写真から
高さ地面から屋根の上までを推定したところ約23mとなりましたので,火の見櫓としてはかなり高いと思われます。
市内にあるその他の消防分団の火の見櫓と同様,頂上付近には稲沢市消防本部の方を向いたアンテナが設置されています。なかなか立派な火の見櫓ですが,ひどくさびているのが気になります。
わずか100メートルほどの近所に,地図上に青円で示した
「中野元町の火の見櫓」があります。
この火の見櫓を示す「高塔の記号」が地図上にあります。 its-moNavi (約1/2000)
新幹線のすぐ隣にある市民球場の西方から南西の方を眺めると,ふたつの火の見櫓が並んで見えます。左が「中野宮町の火の見櫓」で,右は
「平町の火の見櫓」です。この光景は,私が火の見櫓に興味を持つきっかけをつくってくれました。2008-09-08
善勝寺の南東部あたりの道路から見た,火の見櫓がある風景です。↓2008-09-23
同じ位置から望遠レンズで見た,火の見櫓の頂上付近です。高い位置に稲沢市消防本部の方を向いているアンテナ,見張台の上に電動サイレンが設置されています。
東側の道路から見た火の見櫓と消防関係の建物です。2008-02-10
9月に行ってみたところ,2月に写した上の写真にはなかった看板「稲沢市消防団第四分断」が掲げられていました。2008-09-23
火の見櫓と並んで,
ホース乾燥柱濡れた消火ホースを乾かすためのポールが立っていました。この写真で見るとホース乾燥柱も高そうですが,次の写真を見るとわかるように,火の見櫓の半分以下のようです。2008-02-10
南東の方から見上げた火の見櫓の上層部です。東の方へ突き出したアンテナ以外は,さびがめだちます。右下の方にホース乾燥柱が見えています。2008-09-23
火の見櫓とホース乾燥柱の足元付近です。大型の火の見櫓だけあって土台もかなり大きく,脚のスパン2.55mは,私が見た火の見櫓の中では最大級です。
ホース乾燥柱には,ホースを吊り下げるフックと,それを引き上げるための巻取機が備えられています。↓2008-02-10
やや遠方,上の地図の右上付近から望遠レンズで写した火の見櫓です。逆光だったのでシルエットのようになりましたが,なかなか美しい姿です。