祖父江地区の火の見櫓は,旧祖父江町が6つの地区に建設したと思われる火の見櫓のひとつで,
高さ地面から屋根の上までは約18mと高く,鐘やサイレンなども備えていて立派です。6つの地区にある火の見櫓は,「大型である,消防団の建物に隣接している,頂上付近に稲沢消防本部の方を向いた通信用のアンテナを備えている,
低い位置に金網を張った棚がある,
接地埋設標示板がある」などの共通点が見られます。地図には正五郎会館の名が載っていますが,消防団の建物については記述がありません。
地図の左の方にある道路を南へ向かっていたとき,左手にこの火の見櫓を見つけました。少し北にある交差点まで戻ってから火の見櫓の方へ向かいました。
火の見櫓を示す「高塔の記号」が地図上にあります。 its-moNavi (約1/2000)
思わぬ方向に背の高そうな火の見櫓が見えました。このあと少しバックして火の見櫓の方へ向かいました。↓2008-08-18
北東の方から見た火の見櫓です。火の見櫓は「稲沢市消防団第7分団」と書いてある建物に隣接していました。
東の方から見た,火の見櫓のほぼ全体の姿です。全体像をとらえたよい写真がなかったので,「
愛西市江西町街道西の火の見櫓」へ行った帰りに寄って写しました。2008-11-26
火の見櫓を下から見上げました。見張台が2ヶ所,網が貼ってある棚も2ヶ所設置してある,なかなか立派な火の見櫓です。↓2008-08-18
南側から見た火の見櫓です。左の赤い屋根の建物の入口には「正五郎会館 曲り区」と書いてありました。
火の見櫓の上の方です。屋根の下には電動サイレンが設置されていました。避雷針が2本立っています。
火の見櫓の足元付近の様子です。
脚のスパン最下部における脚の外側間の距離は2.07mです。金網を張った棚や接地埋設標示板が見られます。ここでも火の見櫓の足元がごみ集積場になっていました。